梅山ブログ

梅山公認会計士事務所の公認会計士・税理士です。
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Archive for 9月, 2011

披露宴

3連休が続いて、調子がいまひとつ上がらない方が多いのではないでしょうか。
昨日、私は久しぶりに友人の披露宴に参加しました。
私ぐらいの年齢になると友人の結婚式というのは、前回何年前かなぁと思いだせないぐらいになっていますが、今回は老舗の跡取りの披露宴ということで、出席者は約400人。そして披露宴の予定時間は3時間半ですが、実際にかかった時間は4時間半という規格外の長さです。
商工会議所や青年会議所、ロータリーやライオンズなど、新郎の交友関係の広さを反映した出席者でしたが、私にとっても懐かしい顔ぶれも多く、同窓会的に楽しめました。
オープニングビデオでは新郎の大好きな矢沢永吉のミュージックビデオがモノクロで流れて笑いを誘いましたが、それがいつの間にか永ちゃんが新郎本人に変わり、永ちゃんとは似ても似つかぬ体型なので大爆笑という始まりです。
本人は大爆笑を誘うつもりはなかったのかもしれませんが。
新郎新婦入場後の始めから新郎自らオープニングスピーチを始め、終わりも新郎のエンディングスピーチで終わるみたいな、最初から最後まで司会いらずの新郎仕切の披露宴も珍しく、諸先輩方からも愛情のこもった「あほ~っ」という合の手も入り、和気あいあいとした良い披露宴でした。
私は披露宴において、新婦が親に感謝の手紙を読むところが一番好きで、今回も唯一の泣きの場面でした。
私は息子しかいないので、息子の披露宴で父親への感謝の手紙を私が自ら原稿を書き、息子に読ませて思いっきり泣こうと思っています。
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増税

復興財源問題で、増税の議論が活発化しています。
それにしても大震災前に法人税5%減税をする予定だったはずですが、それが消えたばかりか、法人税を増税するなんて話が出てきているのにはびっくりします。
確かに法人ですから、増税しても直接痛みを受ける人は少ないし、中小企業の場合は社長の給料で法人の利益をある程度調整できるので、選挙においての逆風は少ないのかもしれません。
しかしながら、利益を出さなければならない宿命の上場企業は、今でも世界最高水準の日本の法人税率が国際競争を戦っていく上で重くのしかかってきていますし、それが産業空洞化を進めていることは容易に想像できます。
昨日、竹下元首相の孫にあたるDAIGOがバラエティー番組で、消費税導入したことにより友達などから責められて、「おじいちゃん、ぶっ込んだなぁ~と思った」と話してて笑いました。
最近、税金計算上でいろいろな控除を廃止するという、私の感覚からすると姑息な増税が多くて情けないですが、消費税の税率を上げれば選挙で負ける可能性は高くなるので、選挙で落選すればただの人になる政治家にとっては難しいことなのでしょう。
「所得を倍増する!」とか「日本列島を改造する!」とか「自民党をぶっ潰す!」とか言っていた政治家について世間の賛否は分かれるところですが、ビジョンを持っていたことは間違いありません。
以前、松下政経塾塾長の講演会があり、講演後、今の民主党が機能不全に陥っている原因は何かという趣旨の質問に対して、端的に「党是」がないことでしょう、とおっしゃってました。
松下幸之助翁の理想とする「無税国家」とはまったく反対の道をまっしぐらに突き進んでいます。
私の業界全体が廃業に追い込まれるリスクは今のところ全くありません。
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金美齢氏

上海出張中ですが、特段のおもしろエピソードは、今のところ発生せず平和に過ごしております。
さて先週末は草津ライオンズクラブの50周年記念事業としまして、講師に金美齢氏をお迎えして、講演会を開催しました。
講師の人気を反映して、当初の参加予定人数の1.5倍を超える参加者で、会場のエストピアホテルは超満員でした。
保守的発言で知られる金美齢氏ですが、共感することが多かったです。
特に「家族と暮らしてると煩わしいことも多いが、それでも家族の絆が基本」という趣旨の発言には、ともすれば家族の煩事から逃避癖のある私には耳が痛いけれども、日々の嫁との言争いも絆を深めるには多少なりとも役にたっていると思い勇気づけられました。
私は司会を担当して、最期の方まで無難にこなしていましたが、当事業の実行委員長の謝辞のところでボーっとしてたら発言が途切れていたので、謝辞が終ったと思い慌てて講師を送り出すアナウンスをしたら、実は謝辞の途中だったので、それまで苦労してきた実行委員長に大変申し訳ない失敗をしてしまいました。
職業柄、しっかりしている様に見られがちな私ですが、このように抜けていることも多く、そんなところがお茶目で可愛いと言われたりすることは中年になってから全くなく、老化現象の始まりと言われたりします。

映画

先週末は大型で速度の遅い台風が日本に上陸したので、予定していたイベントを中止された方も多いのではないでしょうか。
私も日曜日に予定したゴルフコンペが中止になって、思いがけず暇になったので、何を血迷ったか嫁を映画に誘いましたが、嫁の方は正気を保っていましたので、あっさり断られました。
ということで渡辺謙が出演している「上海」という映画を一人で観に行きました。特にその映画が観たいというわけではなく、ただ単に上海によく行くからという理由で、ストーリーも何も予備知識なしですが、そういう映画の方が期待が低い分、意外とおもしろくて得した気分になることが多いものです。
それで感想はというと、あんまりでしたね。
私は渡辺謙しかしりませんが、他国のスターも出ていて、それぞれの国で上映することを前提にしているためか、本当の悪役がおらず、ストーリーがぼやけた感じの印象でした。
私は根が単純なだけに勧善懲悪のわかりやすいストーリーが好きで、Vシネマの「ミナミの帝王」なんかが週末の午後にテレビ放映なんかしてると、ついついボーっと観てしまって、時間を無駄に過ごしてしまいます。
現実世界はVシネマほどはっきりした悪人や善人の区分けがあるわけではない複雑な世界だから現実逃避したいのでしょう。
現実は私が悪い奴だと思った人間(たとえば嫁)が必ずしも罰を受けるわけでもなく、逆に自分が罰を受けることが多くあります。
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