梅山ブログ

梅山公認会計士事務所の公認会計士・税理士です。
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Archive for 11月, 2011

カップリング

中国でマッサージに行くと、カップリングなるものが盛んに行われています。
他の国や日本でもあるのかもしれませんが、私はその被害に中国でしか遭遇していないので、中国が本場であると勝手に判断しております。
そもそもカップリングとは何かというと、ガラスのコップの内側を火で暖めて、それを背中に乗せるとコップの内側が冷えていくために皮膚を内側に吸寄せていって、その結果うっ血した皮膚がどす黒く変色していくという仕組みで、それを背中全体に乗せていくものです。
それを初めて体験したのは大連のマッサージ屋で、とても寒い日だったので、以前腰に暖かい石を置いてくれたのが気持ちよかったことから、それをしてもらおうと中国語でちゃんと説明したつもりが、わかったわかったと言ってされたのが、そのカップリングなるものでした。
身体の悪い箇所は血行が悪いので、カップリングをすると肌の色が他の場所よりどす黒く変色するのですが、私の場合やはり腰と肩が目立って変色するので、あ~やっぱり肩と腰がわるいのかぁ、と一瞬感心したりするのですが、そもそもそんな事は百も承知で、そのためにマッサージに来てるんですから。皮膚が変色する以外はなんら症状の緩和とかの効果は実感しないのに、その変色は1週間ぐらい続くので、しばらく公の場で背中を見せるようなところには行けないというデメリットしかありません。
したがって2度とするものかと思っていましたが、この前の上海滞在中に行ったマッサージ屋で、普通のマッサージが終わりかけのころ、何やらボソボソと中国語か日本語かわからない言語でつぶやかれたのですが、気持ちよさからボーっとしてたら何やら温かい感触が始まったので、あっしまった、と思った頃には時すでに遅く、されるがままに脱力してしまいました。
帰国後すぐにゴルフコンペがありましたが風呂に入らず、2日に1回は通うジムにも、いまだ行ってないので体重急上昇中です。
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上海研修

商工会議所青年部の海外視察研修が上海だったので、1日遅れて私も参加し、一行は昨日帰国しましたが、私は今日も滞在中です。
私が遅れて到着した時、一行は昼食を取りながら待っていてくれましたが、日本食の店だったので、早速日本食かぁと思いました。
今は上海蟹のシーズン真っ盛りですが、私個人では高級な割にそんなに好きではないのでわざわざは食べに行きませんが、こういったツアーでは旬のものなので必らず夕食に出るだろうと期待していると、夕食は北京ダックで、上海で北京ダックとはなかなかやるなぁと思いました。
上海には美味しくて有名な小籠包の名店がたくさんありますが、個人ではなかなか行かないので、昼食を楽しみにしていると、行ったのは台湾で有名な小籠包のチェーン店で、このチェーン店は確か日本にもあり、なかなかトリッキーな設らえやなぁと思いました。
帰り際にあるメンバーに何が一番美味かったか聞いたところ、懇親会の終わった深夜に食べた紀州ラーメンとのことで、担当旅行社でもあるメンバーに、これから海外研修の夕食は日本式のラーメン屋にしてくれ、と身も蓋もないことを言っていました。
旅行社のメンバーは付き合いが長いので、彼らの嗜好をよく知っていて、普通の旅行社が思いもよらない設定をするので、気が抜けません。

茶会

ライオンズクラブの関係の茶会が京都であり、今年の役職上初めて参加することになりました。
茶道については知識も経験もまったくありませんので、一緒に行く他の3人のメンバーにいろいろと聞きましたが、気楽に手ぶらで行ったらええんちゃう、ということなので特段の準備もせずに、会場である北野天満宮に行きました。
本席の待合室で待っている時に他の参加者を観察していると、みんな扇子みたいなのを持っているので、一緒に来たライオンズメンバーに聞くと必ず要るものということ。持っていないのは私だけで、手ぶらで良いって言ったやんかぁと思い、お葬式に数珠を忘れてきたような気分になりました。
いよいよ本席に招き入れられる時に、係の人が今日はライオンズクラブ主催の会なので、バッヂをつけた方に上座をお願いします、とのこと。控室にいる30人ほどのお客さんを見渡しても、バッヂをつけているのは我々4人だけです。さてそれから正客(主賓)に誰がなるかという話で、正客になるには相当の経験と知識がいると言われていたので、若い頃に少しかじったことがあるといっていた先輩が強制的に正客にさせられ、顔が青ざめていました。
さて、全員が茶室に入ると、80歳は超えていると思われるおじいさん(主人)が出てくるのですが、全てを悟りきった雰囲気がその小さい体を異様に大きく感じさせ、スターウォーズのマスターヨーダのようなオーラを醸し出しています。その尋常ではないオーラに、お茶をいただく前から「結構なお手前でしたっ!」と叫んで逃げたい気分になります。
まず初めに茶菓子が出てくるのですが、正客には一つのお盆に一つのお菓子、そして一本の棒状のもの。他3人の前には一つのお盆に三つのお菓子に二本の棒状のもの。この時点で私には禅問答のようです。私はそれをどのようにして食べれば礼儀にかなっているのかがわからないまま、上座の方なので正客の次に行動しなければなりません。私は棒状のものを箸であると判断して、箸のように使って茶菓子を取り、かつ箸のように使って食べたわけですが、隣の人が後から食するのを見ていると、棒状のようなものを一本だけ使って、自分で用意してきた紙の上に茶菓子を置き、なんとMyつま楊枝みたいなものを取り出して、それを使って食べているではありませんか。
ライオンズクラブの他のメンバーも自分で持ってきた紙を使い、またMyつま楊枝で食べているのを見て、またまた騙された気分です。
正客の席に座った先輩は一番良い器でお茶をいただくわけですが、お茶をいただいた後に繁々と上から横から下からと器を観察したあと、横に回してくるので、私も同じように繁々と観察するふりをし、感心するふりをしたわけですが、うちの子どもが小学生のころに信楽で体験で作ったものとさしたる違いはないなぁと心の中で思っていました。
正客の先輩は自分の前にあるものを全部隣にまわしてきて、煙管が置いてある箱のようなものもまわしてくるので、私も横にまわしていくと、係の女性がそっとそれを正客の前に戻して、これは正客であることの証のようなもんなんですよ、とやんわり叱られていました。
正座が厳しくなってきた頃、隣に座っている私より体重が重い先輩がムズムズしはじめたので、例のヨーダが「お楽に」と言ってくれたのを幸いに、その先輩と私は胡坐に座りなおしたわけですが、他の客は当然正座を維持しつづけて、なんだか我々だけよくTVニュースで見る茶道を体験する外国人みたいな感じになってしまいました。
来年もこの会は開催され、役職上同じメンバーで行くことになりそうなので、1年間茶道を猛特訓して、リベンジしようと凝り性の先輩連中は誓いあっていました。
すみませんが私はまだまだ侘び寂びの世界より、ネオン煌めく世界で修行させてください。
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琵琶湖を抱きしめて

昨日、「抱きしめて琵琶湖」イベントが開催されました。
琵琶湖一周をみんなで手をつないで抱きしめるというこのイベントは、草津の先輩経営者の発案でその先輩が実行委員長となり、実行委員会が立ち上がりました。
当初は「そんなん無理だぁ」と思っていましたが、あれよあれよという間に県や市、商工会議所青年部や青年会議所などの各種団体を巻き込み、現実味をおびてきて、自衛隊がジェット機をその時刻に飛ばす計画まで出てきて、大がかりなものとなっていきました。
当日は天候がすぐれず、自衛隊機は視界不良のため飛行中止となってしまいましたが、曇天ながらも雨は降らず、なんとか傘をささずに手をつなぐことができました。
私も実行委員の一人ですが、事前準備などでは活躍できてなかったので、当日は頑張ろうと思ってたら、実行委員長に思いっきりパシリをさせられ、100均で来賓の飲み物や雨具を大量購入したり、募金集めをしたりで、良い思い出ができました。
24年ぶりに開催されたこのイベントは今後20年以内に開催されることはないでしょう。
これだけ多数の人(16万人超)が琵琶湖畔に集まり、手をつなぐ雰囲気を味わえた事はとても貴重な経験です。
琵琶湖を大切にする意識、滋賀県に生きる誇りのようなものを強く感じた瞬間でした。
実行委員長は日頃、私と飲んでる時は何かに取り憑かれたように下ネタしか話さない人ですが、今回何もないところから実行委員会を立ち上げ、実際にやりきった行動力には敬服いたします。
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ステキな金縛り

日曜日に標題の映画に行きました。
ストーリーは、西田敏行扮する落ち武者の霊が、深津絵里扮する弁護士によって、法廷の証人として証言を行うという奇想天外なものです。
三谷幸喜作品としてはマジックアワーと同様、愉快な作品なので、私のように自分自身が笑われることはよくあっても、自分が笑うことに飢えている人にはお勧めします。
ということで金縛りですが、私は一度だけ中学生の頃に経験しました。
その日は昼間にちょうど金縛りの話を友達としていて、そういうことも世の中にはあるんだと思ってたら、夜中寝ている時に、部屋の窓に人影が映ったのが見えたので恐怖から、声を出そうとしても声が出ず、逃げようと思っても身体が動かない状態がしばらく続きました。
かなり焦って渾身の力をこめて叫んだところ、真夜中の奇声で家族全員が私の部屋に集まってきました。
同じような経験のある方は、一緒に飲んだ時にでも恐怖体験を話し合いましょう。
金縛りになることは、それ以来二度とありませんが、日常生活の中でお金に縛られていている感覚はあります。
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