梅山ブログ

梅山公認会計士事務所の公認会計士・税理士です。
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Archive for 6月, 2011

愛犬

最近、出張が続いたせいか、愛犬くぅちゃん(本名くま吉)の私に対する態度がよそよそしいです。
例えば散歩に誘っても、私がリードを持っているのを見て、後退りしたりします。普通、犬は散歩大好きなはずなんですが・・・
子どもたちが朝、学校に出かける時は、寂しがって玄関でワンワン吠えて全力で引き止めようとします。外に出てしまったら今度は窓から見て別れを寂しがっています。私の場合は、いくら行ってきますと言っても見向きもせず、嫁が私の事を不憫がって、「はいお父さんに行ってらっしゃいしなさい」と言うとやっと渋々といった感じで玄関まできますが、玄関の外に出てドアを閉めるか閉めないかのうちに、もうお見送り終わりという感じでリビングに戻ろうとするので、もう一回開けると、「あっ」って感じでばつの悪そうな顔して戻ってきます。飲み屋の女の子がエレベーターホールまで満面の笑みでお見送りに来て、エレベーターが閉まりかけの時に、「開」ボタンを試しに押すと、たいがい「はぁ〜疲れた」的な顔で戻りかけてたりするのですが、その時の気まずい顔を想像していただければわかりやすいです。
そんな彼ですが、日本語のリスニング能力は私の韓国語リスニング能力と同じぐらいあって、嫁が「お父さんにエサもらうか?」と聞くと一目散に私の所へ飛んで来て、「エサくれ!エサくれ!」って感じですり寄って来ます。食べさせてくれる人に弱いのはわかりましたが、いつものエサ代が私の労働の対価から出ているのを理解して、感謝の気持ちを表すのにはもう少し時間がかかりそうです。

少年野球

本日まで大連出張で更新遅れました。
先週の土曜日は恒例のライオンズクラブのおっさんらと、草津市少年野球の代表チームとの親善試合でした。
結果から言うと8回目となる今回、7連敗中だったのが初めて引き分けで終わることができました。
今年はピッチャーが先発完投してくれたので安定した試合運びで、またそのピッチャーをしてくれた人も50歳を超えていますが満塁ホームランを打つという、大人げない活躍で、一時は7対2と大量リードして、勝てそうだったのですが、相手の代表チームの監督は毎年変わりますが、負けたら初の負け監督という汚名を一生背負っていかなければならないのと、後で聞いた話だと負けたら丸坊主になる約束だったということで、学生ならまだしも一般の社会人が会社に行って急に丸坊主だったら、仕事にも影響すること必至なので、最後はフォアボール狙いで塁にでたらすぐに盗塁するは、挙げ句の果てにスクイズをしてくるという、草野球らしからぬ攻撃を受けて、最終回に結局追いつかれてしまいましたが、サヨナラにはならずに済みました。
去年のように女子大生の応援があれば、今年は勝ってたかもしれません。
それにしても、相手チームはそれぞれのチームのエースが毎回変わって登板してくるのですが、3回に登板したピッチャーがなぜか、なかなかストライクが入らず、連続してフォアボールを出して押し出しで失点を重ねた後、結局最後は満塁ホームランで降板するということになってしまったわけですが、ベンチに帰って泣いていたのを見ると、子を持つ親としては胸が痛みました。その少年がたかが親善試合で心に深い傷を負わずに、逆にこれをバネに頑張ってくれる事をおっさんらは切に願っています。
草茂み ベースボールの 道白し   正岡子規

総会シーズン

日本は3月末に年度を締める組織が多く、5月から6月にかけて総会のシーズンです。
1年に1回のことなので、日頃会えない人に会うチャンスと思って、出来る限り参加していますが、今年度はライオンズクラブのほうで、少々ヘヴィーな役職を7月から(ライオンズの場合、7月から6月までが年度)担当する予定で、現在その準備も忙しく、結局なんらかの会合が毎日ある状態で、会合の後は懇親会がセットでついてきますので、体重リバウンド中です。
私はもともと人見知りするタイプですが、ある会合の挨拶で「ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けない。人も人でしか磨けない」ということを聞いて、なるほどと思い、なるべく多くの人と会う機会があれば積極的に参加するようにはしています。
確かに人と人が接触すると摩擦も起きて、いろいろと不愉快なこともあり疲れたりしますが、お酒を飲みながら語り合っているうち、世の中にはいろいろな考え方をする人がいるもので、自分が正しいと思っていた事が、必ずしもそうとも限らないのではないか、と考えさせられたりして勉強になります。
それでも、たまに懇親会場に車で行って飲めない時なんかは、懇親会の2時間は耐えきれないぐらい長く感じます。飲まない場合は食べることに集中するので、あっという間に食事が終わってしまい、元来の人見知りの性格から「おっさんらは何が楽しくて、そんなだらだらとしゃべっているのか」と思ったりします。お酒を飲まなくても宴席を楽しめる人もいますが、身体に負担をかけないので羨ましい限りです。
人は人でしか磨けないとはいうものの、身を削る覚悟がなければ当然磨かれません。身を削る覚悟とは自分をより良く変えていこうという素直な気持ちでしょう。
嫁とも毎日摩擦が起きていますが、お互い身を削って相手に合わせる気持ちはさらさらないので、摩擦係数はあがったままヒートアップします。

マレーシア

先週は10年ぶりのマレーシア出張でした。
中国と比較すると、変化は少ないように感じますが、それでも日本の沈滞ムードからすると、生活向上に対する意欲に活気を感じます。
マレーシアのジョホールバルに行ったので、シンガポールの空港を利用しましたが、飛行機に乗る前の夕食に現地法人社長の案内で、アリやサソリを食べさせていただきました。お味は如何かというと、一回の経験で十分と思われます。
帰りのフライトが深夜1時20分の予定だったのですが、2時50分に遅れたので、待合のロビー横にあるマッサージを受けることにしました。担当は中国人の話好きな女性で、私は日本語でもマッサージをしてもらう時は黙っていたいタイプなのに、中国語混じりの英語でガンガン質問してきます。
「ニホン人は頭が良いから、車とかイッパイ作ってるね」
はぁ・・・
「フェラーリとか」
それはイタリア製だよ
「それじゃぁ、電化製品もイッパイ作ってるね、サムスンとか」
それは韓国製
「ファッションもお洒落だね、グッチはニホン製でしょ。人気あるよ」
それも残念ながらイタリア製ですが・・・
「じゃぁいったい何作ってんだよ」
おまえが言い出したのに、なに逆切れしてんねん。ソニーとかトヨタとかあるやろ。
「知らんわ、そんなもん」
っとまぁこんな感じで逆に肩凝りが余計にひどくなったわけですが、帰り際に「私、世界のお金コレクションしてて、ニホンのもほしいなぁ」って言うので、100円玉を渡そうとすると、「コインじゃなくて、ペーパーを集めてるので1000でいいよ」って1000円が最低の紙幣だと知ってる時点で、完全にオマエすでに持ってるやろって思いましたが、「ニホンのお金キレイだから見せて」とか言われているうちに、結局まきあげられてしまいました。
国際社会の交渉時における気の弱い日本人を代表する私です。