最近の企業の動向を注視していると、震災の影響が関西においてもかなり大きいようです。

まったく仕事がなくなったという会社もあれば、注文はあふれるほど入ってきていても、資材がないので生産できないなど、かなり混乱しています。

そんな中、原発問題は収束する気配もなく、長期化の様相を呈しており、復興へ向けた動きを阻害している状況です。この問題に対する政府や東電のリーダーシップのなさに辟易とします。

海外では半導体や自動車関連において、日本製に依存していたものが多く、生産に多大な影響を及ぼしていることから、今後は脱日本依存を指向してくる可能性も高く、震災による直接的被害以上にボディーブローのようなダメージが効いてくると思われます。

関西に住んでいると、何か他人事のように考えがちで、被災地支援のことばかりに考えがいきますが、日本のような狭い国土であのような大災害が発生すれば、当然日本全体で少なからず影響があるのは間違いなく、それぞれの事業にいて生き残りをかけた危機管理が重要になってきます。

世界一の借金大国が、復興資金に多額の国債を発行しなければいけないので、我々国民も相当の覚悟が必要です。

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