中国でマッサージに行くと、カップリングなるものが盛んに行われています。
他の国や日本でもあるのかもしれませんが、私はその被害に中国でしか遭遇していないので、中国が本場であると勝手に判断しております。

そもそもカップリングとは何かというと、ガラスのコップの内側を火で暖めて、それを背中に乗せるとコップの内側が冷えていくために皮膚を内側に吸寄せていって、その結果うっ血した皮膚がどす黒く変色していくという仕組みで、それを背中全体に乗せていくものです。

それを初めて体験したのは大連のマッサージ屋で、とても寒い日だったので、以前腰に暖かい石を置いてくれたのが気持ちよかったことから、それをしてもらおうと中国語でちゃんと説明したつもりが、わかったわかったと言ってされたのが、そのカップリングなるものでした。

身体の悪い箇所は血行が悪いので、カップリングをすると肌の色が他の場所よりどす黒く変色するのですが、私の場合やはり腰と肩が目立って変色するので、あ~やっぱり肩と腰がわるいのかぁ、と一瞬感心したりするのですが、そもそもそんな事は百も承知で、そのためにマッサージに来てるんですから。皮膚が変色する以外はなんら症状の緩和とかの効果は実感しないのに、その変色は1週間ぐらい続くので、しばらく公の場で背中を見せるようなところには行けないというデメリットしかありません。

したがって2度とするものかと思っていましたが、この前の上海滞在中に行ったマッサージ屋で、普通のマッサージが終わりかけのころ、何やらボソボソと中国語か日本語かわからない言語でつぶやかれたのですが、気持ちよさからボーっとしてたら何やら温かい感触が始まったので、あっしまった、と思った頃には時すでに遅く、されるがままに脱力してしまいました。

帰国後すぐにゴルフコンペがありましたが風呂に入らず、2日に1回は通うジムにも、いまだ行ってないので体重急上昇中です。

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