久しぶりにK-1グランプリを見てると、40歳になるピーターアーツががんばっていて、奇跡的に決勝まですすんで、決勝では筋肉モンスターのアリスター
という選手にボコボコにされて、アリスの「チャンピオン」の歌詞を思い出させるような試合内容に涙が出そうになりました。
K-1現役選手なので、日々鍛えていると思いますが、さすがに40歳ともなると筋肉のハリもなく、短髪ながらも白髪がかなり増えているのもわかり、かつて暴君と呼ばれていた頃の面影はありません。会場のファンもその痛々しい姿にピーターアーツへの声援が圧倒的に上回っていました。
リング入場の際にいつも着ているバッファローチェックのジャケットと帽子は、若い頃には似合っていたけれども、今となっては痛い感じになってしまっていて、私がバーバリーの若者向けであるブラックレーベルチェックを喜んで着ていると、嫁が「いいかげんにやめとき」と言う意味が、少しわかったような気がしました。
格闘技の選手でなくても、男のアラフォーは食事や運動などを劇的に変化させないと、体型が変化し、病気などにもかかりやすい、とても危険な年代ですが、昨日ゴルフに一緒にいったその年頃の後輩も例にもれず、脂肪がひどいことになっていたので、筋トレの成果が出はじめている私の腹筋を触らせてやると、かなりショックを受けたみたいです。
四捨五入したら50歳のダイエットに成功した友人と一緒になって、「ようそんな体型で人前に出れるなぁ」とか「自堕落な生活してるからそんな醜くなるんや」とか「いや、むしろ性格に欠陥があるとしか思えん」というような罵詈雑言を浴びせかけたので、さすがに元ヤンのその後輩も、悔しさと憎しみで目に涙をうっすらためていました。
我々なりの愛のムチのつもりだったのですが、もう少し刺激したら私かアラフィフの友人が海老蔵になるところでした。
→滋賀県の税理士なら!