先日、新聞記事で今年は大きな彗星が2つみられると知りました。
1つはパンスターズ彗星で、4月~5月ごろに明るくなるとのことで、もう一つはアイソン彗星で、11月から1月ごろに明るくなるとのことです。
特にアイソン彗星はマイナス10等級かそれ以上になる可能性があるとのことで、満月がマイナス12.7等だそうですから、満月ぐらいの明るさとなるかもしれない大物です。
私が中学生のころハレー彗星が来ました。あの時は世間でも結構話題になり、そのフィーバーぶりに触発され私も星などを見るのが好きになり、親にねだって望遠鏡を買ってもらいました。ビクセンというメーカーの10センチ反射式の望遠鏡です。ハレー彗星をまだかまだかとその望遠鏡で探しました。一応は見えましたが、世間が騒ぐほどの大きさはなく、少しがっかりという記憶があります。それでも、一眼レフカメラを三脚に乗せ、50ミリの標準レンズでシャッターを30秒ぐらい開けっ放しにして撮ったところ、豆粒ほどの大きさで写ったハレー彗星の写真を今でも持っています。
それに比べて1997年に見えたヘールボップ彗星は大物でした。肉眼でも楽に見え、50ミリの標準レンズで撮ったところ、写真の左下から右上まで対角線にほぼ画面いっぱいに写りました。
今年の秋から冬にかけてみられるアイソン彗星の明るさはこれらの比ではないようです。史上最大となるのでは、との記事もありました。
双眼鏡がよく売れるのではないでしょうかね~。今から楽しみです。